一口メモ
・何がちがうの?「おぼろ」と「とろろ」
おぼろもとろろも、真昆布や利尻昆布を加工したものです。
おぼろ昆布のほうは、厚めの上質の昆布を使います。
包丁で0.5mm以下の薄い紙状にそいでゆき、表面からとれたものを「黒おぼろ」、 内側からとったものを「白おぼろ」といい、
残った芯は、バッテラに使う白板昆布になります。 素材も良く、手間もかかる高級品です。
一方、とろろ昆布は原料を重ねてプレスし、機械で羽毛状に削ってつくられたもので、値段もお手ごろです。

・昆布は洗う?洗わない?
昆布の表面に付いている白い粉をホコリだと思って洗う人がいるようです。しかしこれは、「マンニット」という昆布のうまみ成分
なめるとかすかに甘みがあり、ホコリやカビとはあきらかに違うことがわかります。
だから、水洗いなどしては、昆布の命である旨みまで洗い落としてしまうことになります。
砂や汚れは、かたく絞ったぬれ布巾で軽く拭くくらいでよいでしょう。

・おいしいだしのとり方

1.固くしぼったふきんで表面をふきます。

2.はさみなどで切り込みをたくさんいれます。

3.出し昆布10gに水4カップの割合にて、昆布がもどってから火にかけます。

4.沸騰する直前に手早く昆布を引き上げます。

5.次に削り節2分の1カップを入れて火をとめます。

6.削り節が底に沈んだらふきんでこし、塩を1つまみ入れて味をしめます。
※だし後の昆布は佃煮などお料理用としてフルに活用できます。
・昆布とのじょうずな付き合い方
【選び方】
よく乾燥していて肉厚で、香りの良い、緑褐色のつややかなものが最高の品です。

【扱い方】
固くしぼったぬれ布巾で、表面をふきます。水洗いをすると、マンニットが流れ出してしまいます。
だしをとるときは、水に十分につけてから火にかけ、沸騰直前に引き上げるのがコツです。

【保存のしかた】
湿気をさけます。乾燥したところに保存すれば、味を損なうことはありません。15cmくらいの長さに切って缶の中に入れておくと、使いやすくて便利です。冷蔵庫に入れておくのもよいでしょう。

・わかめでお肌ツルツル!
わかめは海藻のなかでも特にベータカロチンがたっぷり。
ベータカロチンは、体内でビタミンA効力となり、お肌や体の粘膜を健康に保つ働きがあるといわれています。
ベータカロチンは、油と一緒に調理すると効率よく吸収できます。

・ダイエット サラダに最適のわかめ!
ダイエット料理といえばサラダと思いがちですが、レタスやキャベツなどの生野菜は、かさはあっても、栄養価に乏しいのが難点。
サラダにするなら、わかめが最適。
ダイエット中に不足しがちなカルシウム、貧血を防ぐヨード鉄分が豊富で、
ほとんどノンカロリー。 繊維たっぷりですから、女性の大敵、 便秘の解消にもなります。わかめそのものに独特の甘みがあるので、塩分・油分を抑えたドレッシングでも、おいしくいただけます。

・ひじきでカルシウム補給!
イライラは健康・美容の大敵!
わけもなくイライラして、部下や子供にあたったり、ストレスがたまってやけ喰いをしたり。
こんな経験はありませんか?
もしかしたら、カルシウム不足が原因かも知れません。
歯や骨を形成しているカルシウムは、精神面にも作用し、不足するとイライラやストレスの元になると言われています。
ひじきのカルシウム含有量は、牛乳の14倍
毎日を気分良く過ごし、健康的な生活を送るためにも、ひじきを食べましょう。

・ひじきのカルシウムを活かす調理法!
カルシウムを多く含むひじき。
しかし、一般的にカルシウムは体内に吸収されにくいので、調理に一工夫。
ひじきのカルシウムは水に溶けにくく油にはよく分解される特性を持っているので、ひじき料理には油を用いる吸収が良くなります。
サラダ油で炒め物、マヨネーズでサラダ風など、ひじきは油を使って料理しましょう。
その点昔ながらのおふくろの味「油揚げとひじきの煮物」は、実に利にかなった料理といえるでしょう。

・アルギン酸の宝庫!
近頃よく耳にする「アルギン酸」という成分。
海藻のアルギン酸は、海藻のまわりについているヌメリ部分に多く含まれています。
アルギン酸には体内のコレステロール消費を促す作用とコレステロールの吸収を妨げる作用があるといわれ、成人病予防に注目されている成分です。
あらめには、このアルギン酸が多く、アルギン酸の原料として採取されているほどです。

・あらめに適した料理は?
ひじきと間違われることの多いあらめですが、柔らかい触感がひじきより好きと言う人もいます。
煮物や炒め物など、ひじきを使う料理なら、だいたいあらめで調理しても、美味しくいただけます。
また、もともと昆布に似た形状の葉を刻んだものですから、刻み昆布のように酢の物や和え物にも使えます。
クセがなくて淡白ですから、用途が広いのが利点。
いろいろな味付けで幅広い料理を楽しみたいものです。